Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
西村 和明; 小川 繁; 土屋 俊男
Journal of Nuclear Science and Technology, 16(8), p.546 - 552, 1979/00
被引用回数:2天然のSbをJRR-3で283.5時間照射し、1回および2回の(n,)反応により、Sb(T=60.3日)およびSb(T=2.77年)が作られた。3.5年の冷却期間の後、照射されたSbの線スペクトルを50ccの同軸型Ge(Li)検出器で測定して、両者の放射能比を求めた。この比がSb(T==60.3日)の熱中性子捕獲断面積に関係することから、Sbの原子炉中性子捕獲断面積を求め、17.42.8,17.42.5barnsとなった。両者の放射能比は、測定された線スペクトル中の2つの光電子ピーク:E=428keV(Sb)とE=1.691MeV(Sb)、の生成量から解析された。試料を照射した熱中性子束は、Coの1.333MeVの光電子ピークの生成量から推算され、(4.920.38)10n/cm・secであった。CoはSb試料中に含まれていた不純物のCoが放射化されたものである。